ずれている八重歯を部分矯正で治したいという要望を受けることがありますが、実際はあまりオススメできないケースが多いです。
八重歯は部分矯正には向いていない
▲八重歯
八重歯はそもそも犬歯が生える時にスペースが足りなくて、上の方で止まってしまったものです。
全顎矯正であれば、歯並びの幅を広げたり、小臼歯を抜歯したりしてスペースを作り、犬歯を並べるのですが、部分矯正ではそれができないため、歯を前に出して並べることになります。
八重歯ではなくなったが出っ歯になったという結果では、ガッカリですよね。
八重歯が軽度であれば対応できることもありますが、基本的には八重歯の治療に部分矯正は向いていないと言えるでしょう。
極端な八重歯でも、全体矯正であれば綺麗な歯並びに治療できます。お気軽にご相談下さい。
注意点
インビザラインやアソアライナーのカスタムメイド矯正装置完成物は未承認完成物薬機法対象外の矯正歯科装置、医療機器法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。